3月に入ると昨年収穫した種籾を風呂の残り湯船に入れ白い芽が
発芽するまで繰り返す日がw その間に裏山で直径10cm以上の
孟宗竹を切り出す 切り出しと同時にビニールハウスを作る
切り出した竹をブルーシートを敷いたハウスの中に並べる
この上に箱苗を置く直接地面に触れない様に竹の上に載せるの。
ハウスはここで一時終了でトラクター作業に入る
3月の春彼岸入り辺りからトラクター作業から始まる
固く締った田んぼをトラクターで田起し
眠っていたカエルやザリガニが(゚д゚)!
注水してトラクターで土を柔らかくする荒代掻きー中代ー植え代
植え代時には水を張り柔らかくなりなった田んぼを平らに均す。
家では上部白いタンクに肥料粒を入れた背負い式ミスト器で
田んぼに施肥を施す
さて、そのトラクター作業の一方で箱苗作りニダ
農協で箱苗を買う農家も居るが、作るニダヨ
まず農協やコメリで箱苗用土を購入 用土をコンクリタタキの上に出す
消毒用ベンレートを適容量掛け、角スコで混ぜる=用土完成
テーブルを出してきてその上に箱苗の箱を載せる
その中に完成用土を箱苗の半分量入れる育苗器付属の金板で、
半分量入れた用土を平らに均す。その上に芽出しが終わった種籾器で
白い芽の出た種籾を撒く。撒けたらその上に用土を被せる
先程の金板の反対の長手の辺で箱苗の縁を滑らせ平らにする。
箱苗完成 出来た箱苗を並べシャワーで用土を湿らせる為に潅水。
お湿りした箱苗を育苗気に入れる サーモスタットで温度管理
オレンジ色の保温カバーを掛けて緑色の芽が伸びてくるまで管理
育苗器の底には水を入れたパッドがあり温水に出来るのよ
緑色の芽が伸びてきたらビニールハウスに移動して田植えが出来るまで
毎日潅水とハウス開けして温度管理しながら4月の中旬になるw
さ~てツバメも来て何か暑い天気が続きだす
田んぼの植代も出来、水漏れしない様に畦塗も終り、周辺の草刈りも
終り、4月も中旬過ぎ、皆の休みを待ち、田植えが始まる!
田植え機を田んぼに移動、ハウスから箱苗を軽トラで出し田植え機に
セット。 ここから田植えの開始。一枚三反を4枚植える
そしてコシヒカリが植え終わると残りの田んぼにモチ米を植える。
取り敢えずこれで今年の田植えは完了 植え終えて空になった
箱苗や田植え機をケルヒャーで洗い機器には注油して完了
その後はミスト器で田んぼに消毒剤を撒いたり草刈りしたり
稲穂が出て稲刈りできるまで日々を過ごすんだよ♪
トラクター・育苗器・田植え機・コンバイン・大型乾燥機2台で
乾燥籾水分量が17.5%に出来たり温度管理できるのよ
籾摺り機・袋詰め計量パッカー・総てアルアルヨ
今のコンバインはオーガを伸ばして軽トラに積んだシードタンクに
直接移動でき、そのタンクからパイプを使い乾燥機に刈った籾を
移動できるニダヨ!昔はコンバインの横に30kg用の籾袋をぶら下げ、
刈って袋が一杯になるとブザーが鳴る仕様で、稲刈り時には
そこらかしこでブザーが鳴っていたよねwww
高価な農機具を揃えてもペイするには( ^ω^)・・・
無いと重労働になるしねぇ
稲穂が出始める前には田の周辺にノリ網や電柵設置して、鹿猪の
獣害対策をしたり、暑くなってくると活動し始める山ヒル対策も
必要になってくるしイノシシやシカ・猿が出る場所なので大変ニダ
因みに毎年、ノリ網にオス鹿が立派な角を絡ませ殺処分している。
弱って死んじゃうんだけど、トラクターで裏の山に持って行き、
置いておくと皮と骨だけに成っちゃうんだよ!犯人はイノシシ共さ。
イノシシ用に箱罠も置いてあり、ウリ坊以外の大きい個体は、
豊英湖ヘリにある解体場でジビエになるが、ウリ坊は肉量もないので
殺処分で埋められる。農家も大変なんだよ
後ね、暖かくなってくるとハイキングしたり山に行く人多く、
その時は気持ちイイけどさ周辺の草木にはなるべく触らないように。
ダニ・ノミ・ヒルで
つつが虫病、ダニ媒介性脳炎、ライム病、 日本紅斑熱とか
後悔する事になるからね。
さて、今日は長くなったからこの辺でおしまいニダヨ